審査の甘いゴールドカードの持ち方

審査の甘いゴールドカードを持つ4つの方法

ゴールドカード

ゴールドカードといえば、以前であれば高いステータスが得られる代わりに審査が厳しく、高いハードルがありました。しかし最近では、年会費を安く、審査条件が甘めのゴールドカードも登場しつつあります。ゴールドカードはすべてが一律で厳しい審査条件が設定されているのではなく、カードの種類やタイプを選ぶことによって、本来いきなり申し込んでも難しかった方であってもゴールドカードを持てるようになる確率はグッと上がります。今回はこれらの方法を紹介したいと思います。

 

目次

  1. ヤングゴールドカードで持つ方法
  2. 一般のカードからステップアップして持つ方法
  3. コーポレートカードで持つ方法
  4. インビテーションで持つ方法

ヤングゴールドカードがお得

 

一般的なゴールドカードの要件は、以前であれば「30歳以上」など厳しい条件が適用されていましたが、最近では利用者の拡大とユーザーの囲い込みの狙いもあり、18歳以上や20代を対象にしたゴールドカードも登場しています。これらはヤングゴールドカードと呼ばれ、従来は持つことが出来なかった若い方でもゴールドカードを持てるようになってきました。

 

ヤングゴールドカードは、若い世代を対象にしていますので、それほど年収が高くなくても持てる可能性のあるカードです。収入要件が甘くなりますので、審査は比較的簡単にいくでしょう。

 

代表的なヤングゴールドカードの一つである三井住友VISAプライムゴールドカードは申し込み条件に「満20歳以上30歳未満で、ご本人に安定継続収入のある方」と記載があり、年収に関する項目は設定されていません。20代の平均年収は200万円代ですので、そのレベルの年収で持てると考えてよいと思われます。

 

職業について

より収入が安定している公務員や大手企業の正社員の方が良いとは思いますが、中小企業の正社員でも設立から年数が経っている会社に所属しているのであれば申し込んでみる価値はあるでしょう。カード会社は安定した支払能力があるかどうかを見ています。

 

返済事故について

クレジットカードにおける「事故」とは、返済の遅延などのトラブルがあったことを意味します。クレジットカードの事故情報は信用情報機関によって各社で共有されていますので、申し込むカード会社と別のクレジットカード会社で過去に遅延などがあると、審査通過が厳しくなる可能性があります。

 

クレジットカードの支払遅延がないのに審査に通らなかったという方で、過去の携帯電話の未払いが事故として扱われていたという事例もあります。携帯電話の未払いがないかもチェックしてください。
仮に事故情報があったからといってあきらめるのは次期尚早です。事故情報は一定の保存期間のみ保存されているので、しばらく間をあければ、また申し込めるようになるでしょう。

 

利用枠について

ヤングゴールドカードは一般的なゴールドカードに比べると審査条件が甘くなっている一方で、利用枠は10万円からとかなり抑えられた設定になることが多いです。但し、利用状況や実績に応じてこれらの利用枠は変わる可能性もあります。

 

ヤングゴールドカードは、上で紹介した三井住友VISAプライムゴールドカードのほかにJCBエクステージゴールドカードなどがあります。

 

一般カードのクレジットカードからのゴールドカードに切り替える方法

 

最初からいきなりゴールドカードを申し込んでしまうよりも、一般カードからのステップアップでゴールドカードを持ったほうが、申込者の利用状況を十分に把握しているため審査通過は簡単になります。
クレジットカード会社は支払の安定性を何より重視しています。クレジットカードで十分な利用実績があれば、それだけゴールドカードの審査には通りやすくなるでしょう。

 

一般カードからゴールドカードへのステップアップは、電話からの申し込む事ができます。ゴールドカードへのステップアップを行うことが出来る代表的なカードは以下のようなものがあります。

 

  • 三井住友VISAカード(一般カード)
  • JCBオリジナルシリーズ(一般カード)
  • 楽天カード
  • JALカード
  • アメリカンエキスプレスカード(グリーンカード)

などなど

 

但し、JCBやVISAのカードであっても提携カードなどはどれだけ利用金額が大きくても提携カードではないゴールドカードへのステップアップとは関係がないので、注意が必要です。

 

  • 三井住友VISAカード
  • JCBカード
  • アメリカンエキスプレス

 

などは、ゴールドカードでの利用実績に応じてさらにプラチナカード、ブラックカードへの招待(インビテーション)が行われる場合もありますので、利用金額が多い方は狙ってみると良いでしょう。

 

コーポレートカードを持つ

 

大企業や公務員が勤務先なら、コーポレートカードに申し込むという方法もあります。コーポレートカードは、JCBなどのブランドと企業が共同で発行するもので、例えば富士通ではJCBと提携して富士通コーポレートゴールドカードを発行しています。これは富士通本体の社員のみならず、子会社の正社員も会員になる事が出来るゴールドカードになっています。コーポレートゴールドは、その会社の正社員しか申し込みできませんので、審査は比較的簡単になります。これは、正社員であることが確約されており、年齢等から収入が比較的計算しやすく、将来の年収も予測が立てやすいからです。コーポレートカードではほとんどの場合、年会費無料で持つことができます。

 

インビテーションで持てるゴールドカード

 

イオンカードやエポスカードは、一般カードを使っているとゴールドカードへの招待(インビテーション)が来ることがあります。具体的にいくらで招待が来るのか、明確な基準は公表されておりませんが、1年間に一定金額以上を利用するか、カードを取得してからの合計利用金額が一定ラインを超えた場合にインビテーションが来るようです。

 

エポスの場合は、過去の合計利用金額が20万円前後でゴールドカードのインビテーションが来るとう例も報告されているようです。

 

エポスゴールドカードの場合は、通常は年会費5000円(税抜)ですが、招待を受け取った場合は年会費が無料になります。
イオンカードもゴールド一般カードからのインビテーションでのみ持つことができ、年会費は無料となります。

 

まとめ

 

審査が甘いゴールドカードは、ショッピングの利用枠や空港ラウンジの利用など、サービスに制限がかかることもあるので、申し込む前に自分のイメージするサービスが受けられるかどうか十分にチェックしておきましょう。


関連ページ

申し込む前に抑えておきたい!ゴールドカードのメリット・デメリット
あなたに一番あったおすすめのクレジットカードがきっと見つかる情報サイト!ゴールドカードを持ちたいけれどもどこに気をつけて申し込めばよいのか分からない方は、このサイトを見ればあなたに一番おすすめのゴールドカードがきっと見つかります。
プロパーカードと提携カードの違い、知ってる?
プロパーカードと提携カードの違い。分かっているようで知らないクレジットカードの豆知識を紹介しています。違いをしっかり知ることで、より最適なクレジットカードを持つことが出来るでしょう。
ゴールドカードと一般カードの違いを比較!おすすめはどっち?
ゴールドカードと一般の普通カードって何が違うの?そのサービスや補償の内容を徹底比較!あなたにはゴールドカードのどういうメリットが重要なのか、そのおすすめのポイントが見つかります。
ゴールドカードの種類(ヤングカード、法人カードなど)のメリット・デメリットを比較
ゴールドカードは自分には厳しいと思い込んでいませんか?ゴールドカードと一口に言っても、様々な種類があり、それぞれにメリットデメリットがあります。最適な種類を選択すればあなたでも十分に持つことが出来ますよ。
ゴールドカードの審査基準
社会に出てクレジットカードを作ったら、目指す次なるステップはゴールドカードへの道。しかし、ゴールドカードは一般カードより審査基準が厳しく、一定の条件を満たす必要があります。そこで、ここではゴールドカード取得のための審査基準について詳しく解説していきましょう。