申し込む前に抑えておきたい!ゴールドカードのメリット・デメリット

申し込む前に抑えておきたい!ゴールドカードのメリット・デメリット

ゴールドカードのメリット

ステータス性がある

ゴールドカードのメリットのひとつに、高いステータスがあります。クレジットカードは社会に出たら持ちたいものですが、最低でも社会に出て3年は経たないとゴールドカードは持てません。
また信用力が高く、返済事故なども起こしておらず、ある程度の額の利用実績がないとゴールドカードは持てませんので、当然ステータスになります。

 

ゴールドカード

 

ゴールドカードだけでなく、その上のプラチナカードやブラックカードがあるカードブランドを選ぶといいでしょう。
そもそもゴールドカードのあるランクの高いカードブランドは審査も厳しく、持てる人が限られています。そのため、ゴールドカードは持っているだけでステータスとなります。
また一般のゴールドのほかに、法人が発行するコーポレートゴールドカードもあります。
これは一部上場企業や公務員などでないともてない会社が発行するゴールドカードですので、持っているだけで一流企業の正社員であるとアピールできて信用力も抜群です。

 

補償内容が手厚い

盗難・不正利用時

ゴールドカードは、ノーマルカードに比べて補償が手厚いと言うメリットがあります。補償とは、たとえば海外で盗難にあって不正利用されたり、国内でも詐欺組織やスキミング集団にカード番号を抜かれて不正利用されたときに補償してくれるものです。基本的に、詐欺にあった場合は、利用者が支払う必要はありません。

 

すべてカード会社の負担となります。これは覚えておくといいでしょう。

 

また最近のカードは、不正利用時の検出がビッグデータによって行われており、例えば国内でゲームのアイテム課金ばかりしていたクレジットカードで突然海外で女性下着を購入したりなどのイレギュラーな買い物があった場合は不正とみなしてカードが止まります。

 

またカード会社から電話がかかってきて、「不正利用をされたのでカードを止めました」と連絡が来る場合があります。もしも本当に正規の利用である場合は、その旨を告げるとカードは再開されます。
ちなみにこのゲームの課金をしていたカードで海外で女性用下着を買ってカード会社に検出されたというのは、タレントの伊集院光さんが実体験として語っていたことです。

 

ショッピング保険

ショッピング保険もついています。ノーマルカードならショッピング保険は50万円程度ですが、これがゴールドカードになるとショッピング保険は100万円〜300万円になります。

 

該当の商品をそのカードで決済している必要がありますが、買い物の日から平均して90日前後は、買ったものの補償がついています。

 

盗難や紛失、傷がついた場合などの補償をしてもらえる場合があるので、高額の商品を買うときは補償の大きいゴールドカードで決済するといいでしょう。
ゴールドカードの決済枠の最大値はだいたい100万円前後から300万円なので、枠をいっぱいに使った買い物でもショッピング保険が効くことになります。

 

高額の商品を買う場合はゴールドカードを使うと決済枠も大きく、ポイントはたくさん還元されます。ショッピング保険もMAXでついているのでおススメです。

 

国内海外旅行時

旅行保険も手厚いです。ゴールドカードになりますと国内や海外の旅行時に旅行保険がつきます。とくに海外は重要です。

 

ゴールドカード

 

海外旅行では急な病気や怪我に対応できる保険が少なく、また現地の保険証もないため医療費が高額なものになりがちです。海外の療養費は健康保険で返ってくるのですが、それでも自己負担は大きなものです。ゴールドカードの旅行保険は最大で1000万円前後のものがあります。

 

急病、大怪我などにも対応しています。1000万円前後のものがあるので、お手持ちのゴールドカードをしっかりチェックしてください。

 

 

また国内なのか海外なのか、補償額もしっかりとチェックする必要があります。ゴールドカードによっては旅行の代金、航空券代やホテル代などをそのゴールドカードで決済していないと保険が適用にならないケースもあります。また持っているだけで付帯するケースもあります。ゴールドカードの規約をよく読んで、もしも決済が必要であれば、旅行代金の精算をそのゴールドカードで行うことを忘れないようにしましょう。

 

カードによってはポイントアップ

またノーマルカードと比べてゴールドカードの魅力的な点に、ポイント還元率の割増があります。ノーマルカードが100円1ポイントだとしたら、ゴールドカードは100円1.2ポイントだったりと、割増でポイントが加算されます。
ポイントはそのまま現金と同じ価値を持ちますので、ゴールドカードになると還元率が高くなると言うことでもあります。

 

つまりゴールドカードは信用が高く、返済率も高く事故率が低いですので、より優遇されたポイントを得られることができるのです。ゴールドカードが一枚あれば、生活のすべての決済をゴールドカードに集中させて、効率よくポイントを集めることができます。ゴールドカードの楽しみのひとつに、このポイントの効率のよさが挙げられます。

 

空港ラウンジのサービスが手厚い

ゴールドカードの魅力のひとつに、空港ラウンジの利用があります。ゴールドカードの利用者1名、または最大同伴者1名までがラウンジ無料になります。
ラウンジでは出発前のあわただしい時間をwi-fiも効きますし電源もありゆったりと過ごすことができます。
ソファとテーブルがありますので、仕事も可能です。またドリンクが無料ですので、ゆったりとくつろいだり仕事をすることが可能です。空港は国際線になると2時間前集合ですので、出発前の時間をもてあまし気味です、
ゴールドカード

 

ゴールドカードなら国内の空港と海外の空港でラウンジが使えますので、その時間を貴重なものにすることができます。長時間のフライトの前は、空港のベンチで体を痛めることもなく、ソファーでゆったりとくつろぐことが可能になります。非常にありがたいサービスで、出張や旅行が多い人はこのラウンジ目当てでゴールドカードを手に入れる人も多いのです。

 

家族カードが無料だったりする

ゴールドカードのメリットのひとつに、家族カードが発行されそれが無料でもてることがあります。一般のノーマルカードですと大抵の場合、家族カードは有料です。
しかしゴールドカードになると高い信用があるので、ゴールドカードの家族カードである場合は無料で持てるケースが多いのです。

 

また、一般カードの家族カードに比べて、ゴールドカードの家族カードは決済できる利用枠も大きいです。これは当然ですが、メインカードのゴールドカードを持っている方に高い信用があることの裏返しでもあります。
家族が多かったり、お子さんにカードを持たせようと思うのであれば、ゴールドカードの家族カードが何より最適でしょう。

 

ゴールドカード専用デスクの設置

多くのカードで、ゴールドカードの専用デスクが設置されています。たとえばJCBではゴールド専用の旅行デスクが各国にあるので、旅行先で困ったとき、何か訊ねたいことがあったときはそのデスクを訊ねると無料でサービスが受けられます。もちろん日本語で対応してくれます。これはゴールドカードならではのサービスです。

 

ゴールドカード

 

また専用のオペレーターがついている場合もあり、航空券やホテル、レストランなどを予約してくれるサービスもあります。
さらに高度なコンシェルジュになるとプラチナやブラックカードを持つ必要がありますが、たまにの予約であればゴールドカードの専用デスクで十分です。
これは通常の一般であるノーマルカードにはない機能です。どのようなサービスがついているか確認してから加入するといいでしょう。

 

高い割引率のサービス

例えばレンタカーが割引になったり、ガソリン代が割引になったり、高級なホテルやレストランが割引になったりなど、ゴールドカード会員だけの割引サービスがついていることがあります。

 

またカフェでコーヒーなどのサイズアップサービスがある場合もあり*ます。
サービスの種類はそのカードの種類によりますが、加入するとパンフレットがもらえますので、そこで確認してみると良いでしょう。

 

プラチナカードへのインビテーションとなる

ゴールドカードの上はプラチナカードがある場合があります。ただしプラチナカードは招待制で、自分から申し込むことができないケースがほとんどです。ゴールドカードの利用率がこのプラチナカードのインビテーションに関わってきますので、ゴールドカードはプラチナカードへの登竜門だと考えていいでしょう。

 

ゴールドカードのデメリット

年会費が高い

ゴールドカードのデメリットとして、年会費が高いと言うのがあります。ノーマルカードであれば無料だったり、かかっても年間1000円程度なのですが、ゴールドカードになると最低でも年間で10000円はかかります。
これはそこそこの負担ですので、ほとんどカードを使わない人には不要な出費となります。年会費を払ってまでゴールドカードを持つかどうかは、その後の生活がどれぐらいゴールドカードを利用できるかと言うのにかかっています。

 

出張が月に1度ある人であれば、空港ラウンジ代だけで年会費10000円は安いものですし、決済額が高くて補償が欲しい人にとっても同じです。また海外などの旅行保険は無料でついてきますので、海外旅行を年に2回も行けば元が取れます。

 

このように、ゴールドカードを加入するかどうかは、持った後の生活がどの程度のものになるかを予想するといいでしょう。そこで年会費を払ってでもゴールドカードを持ったほうがお得だと判断すればもてばいい、年会費を払ってまで持つ必要がないと考えれば、加入はやめてノーマルカードにすればよいでしょう。

 

審査が厳しい

ゴールドカードは高い信用があるので、その分一般カードに比べて審査が厳しいです。
また最近では年会費の安いゴールドカードも登場していますので、審査が厳しいわりにレア感が減ってきているというのがあるかもしれません。
当然ですが苦労しても持っても、使わなければ年会費の分だけ損するということになります。

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